びわ湖環境ビジネスメッセ2019 for SDGs にてセミナーを開催しました!2019/10/21
長浜バイオ大学 命江館において開催し、76名の参加がありました。
県外の企業様も多く参加され、全国的にもSDGsの関心が高いことが伺えました。
【基調講演】
①(一財)日本経済研究所 技術事業化支援センター エグゼクティブフェロー 島 裕 様
「SDGsに通じる社会的課題をビジネスで解決するイノベーション」
なぜ、今イノベーションなのか? 何のための社会と企業の共創なのか? 地域からイノベーションを興すには?
会場の皆さんと一緒に考えながら講義を進められました。
最後の一言はこちらです。
Think Big.
Start Small.
Act Now!
and Learn from Failure.
【事例発表】
●辻プラスティック株式会社 海外部主任 林佐紀 様 「アフリカの夜間交通安全対策の取組」
高い経済成長率で発展するアフリカの国々では交通事故が急増し、事故による働き手が亡くなることで、経済ダメージがあるだけでなく家庭の貧困を誘発しています。この問題を課題として自発光道路鋲を開発されました。夜間には発光し、交通安全対策でSDGsに取り組んでおられます。
●株式会社昭建 顧問 徳島英和 様 「身近なところから、SDGs木製バッジetc 」
㈱昭建様が(社福)湘南学園 障害福祉サービス事業所れもん会社に製作を依頼し、木製SDGsバッジが出来上がりました。
8働きがい(障害のある18歳以上の人たちが働くことを通じて自立共生を目指す)、10不平等をなくそう(賃金格差解消)、15陸の豊かさを守ろう(滋賀県産ひのき材を使用)、17パートナーシップ(れもん会社と㈱昭建との協働)の取組です。
「SDGs宣言」「しが生物多様性取組認証」などを取り組まれています。SDGsは企業にとってプラスになる、とのことで イノベーションには適度なインセンティブが必要だとのお話をされました。
【パネルトーク】
島様の進行のもと、発表者への質問等を投げかけながら会場とも一緒に考えていく形式で進められました。
SDGsを”対岸の火事”でなくジブンゴトにリフレームするために、取組の持続可能性や事業としての生存可能性を考えました。ステークホルダーとのコミュニケーションなどを取り入れることが大事であるとまとめられました。
講師のみなさまにはお礼として、れもん会社制作のSDGs木製バッジをお渡ししました。
木製SDGsバッジ購入はこちら → チラシ