滋賀SDGs×イノベーションハブ 【しがハブ】

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連続2回講座を終えました2019/07/16

結果報告

 しがハブのアドバイザーであるNPO法人ミラツク代表理事 西村勇哉さんにコーディネートいただき、連続2回講座を開催しました。

◎1日目 6月10日 於:神戸アイセンター
 14名の参加がありました。
1.ビジョンパーク(2階)の見学をしました
  ビジョンパークは視覚障害にまつわる社会イメージ改革を目指した施設です。ロービジョンの方に配慮し、文字を拡大して読める「リーディングエリア」、グッズが使いやすい「キッチンエリア」、ホールドが光る「クライミング」、その他「リラクゼーションエリア」「アクティブエリア」「シュミレーションエリア」の6エリアで構成されていました。診察を待っている人も病院に用事のない人も見えにくい人もそうでない人も一緒に楽しめる場所となっています。
  

2.神戸アイセンター・病院研究センター 小出研究員の講義を受けました。

  誰のために、誰が、恩恵を受けるのかを明確にすることが重要であるというお話をしてくださいました。アイセンターでは新しい医療を作ることを目的として、企業に連携の提案をしているとのことです。

3.ワークショップを行いました
  小出研究員のお話を元にグループワークをしました。出し合った意見を次の5テーマに分類し、「なぜ選んだのか」「自分の仕事にどう生かしたいか」を考え、発表しました。
  ①楽しさがバロメーター(意見を出しあえる環境・場つくり)
  ②Goalまでの進め方、やり方(複数の関係者が関わる際の進め方、全体の舵取り)
  ③情報処理・ハブ(コンセプトを明確にするためのコーディネート)
  ④会議の見直し(共感、同じ方向、楽しく会議できる場)
  ⑤需要は使う側が決める(何が必要か、誰が恩恵を受けるか)

    

◎2日目 7月10日 於:ワコールスタディホール京都
 15名の参加がありました。
1.フィールドワーク等の説明(西村氏)
  NPO法人ミラツク西村代表から、本日の進め方および5か所のフィールドワーク先の事業概要の説明を受けました。参加者は、予め希望の行き先を考えてこられましたが、各社の興味深い取組を聞いて、改めて変更される方もおられました。5班に分かれた後、ワコールスタディホール京都から各グループごとに目的地へ出発しました。


2.フィールドワーク先へ
 ①株式会社ウエダ本社 代表取締役社長 岡村充泰様 <働き方>
  働き方が変わる、住めるオフィス。 京都発のコミュニティデザインの拠点であり、コワーキングといわれる働き方が可能なスペースを提供。    https://www.ueda-h.co.jp/
 ②株式会社発酵食堂カモシカ 代表取締役 関恵様 <食文化>
  「発酵食専門」のカフェ&レストランの経営、オリジナルの発酵食品や全国選りすぐりの発酵食品を販売、ワークショップや企業向けの健康コンサルなどを行なっている。    http://kamoshika.kyoto.jp/
 ③一般社団法人ココロ館 代表理事 松原明美様、研究員 青山絵美様 <教育>
  本来の自分らしい生き方(MISSION)を探求する学びの場「わたし研究室」を企画運営。   https://www.cocorokan.org/
 ④有限会社re・make ゆらぎスタイル代表 岡山栄子様 <地域資源>
  大阪府箕面市に自生する「実生ゆず」を使って健康に目を向けた多角的事業を展開。化粧品やサロン、介護施設でのケア指導などを行なっている。    http://yuragi.co.jp/
 ⑤株式会社ポラリス 研究開発部長 佐伯みか様 <高齢化社会>
  コンセプトは「自分の足でしっかりと」。困りごとを補完するのではなく利用者自らの自立を支援する事業を展開。  http://www.polaris.care/

 



3.ワークショップ
・フィールド先でインタビューした中で、個人が感じたことをポストイットに書き上げ、フィールドが重複しない班を再編成し、グループ内で各自が発表し、情報を共有しました。各々の熱心な説明は、フィールド先でのインパクトが強かったことを感じました。
・最後に1日の振り返りとして全員がコメントしました。
・西村様からは、2回の講座で感じたことをいかに自分ごとに落とし込み、ただのイベントではない取組として自社は何ができるかを問うていくことが大事であるとコメントをいただきました。

   

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